鼻茸 取れたの漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
31歳 男性 会社員 中肉で、背が高い(187cm)。
20年くらい前から、アレルギー性鼻炎、花粉症で悩んでいる
このごろは鼻づまりが酷く、仕事にも支障がでている。
左の鼻に、鼻茸が出来ていると、病院で言われた。
手術をすすめられたが、怖くてしていない。
鼻茸と鼻づまりをなんとんしてほしいと漢方相談。
漢方的に見立てると、肺系に熱がたまりやすく、年齢が若いのに老廃物がたまりやすい多い体質であると考えました。それを改善するための漢方薬を1ヵ月分、お飲みいただきました。
1ヵ月後に、ご来店になり花粉症が落ち着いて鼻水が止まったとのこと。さらに1ヵ月分を服用いただいた。
一ヵ月後にご来店。「クシャミとともに鼻茸が取れた」と2cmくらいの塊の携帯の写真をみせてくださいました。
鼻血があったのでびっくりしてすぐに病院に行ったが「鼻茸が自然に外れたのでしょう、心配いらない。」といわれたとのこと。
鼻づまりも取れたようだが鼻炎と花粉症の完治のために、漢方薬はしばらく続けたいとのことでした。
鼻茸とは、鼻の中に出来るキノコのような水疱状の「鼻ポリープ」のことです。自然に治ることはなく、酷い鼻づまりの原因になります。
慢性副鼻腔炎(ちくのう症)や、アレルギー性鼻炎を長年、患っている方に出来やすいといわれています。
一般的な治療法としては、手術によって取り除かれます。但し、数年後に再発しやすいのも特徴的な病気です。
鼻茸を、漢方的な観点から考えると長年の蓄膿症などにより、炎症が繰り返されたことにより、鼻の中に「於血(おけつ)」がたまってしまい、その於血体質によって、鼻の粘膜の細胞組織が、変化して鼻茸を形成したものだと考えられます。
但し、一度でも過去に手術で鼻茸を取り除いたことがある方は、漢方薬でも治りづらくなるという傾向があるようです。
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